『脂肪肝』になる人が増えています。あなたは大丈夫?
脂肪肝の最大の原因は肥満、食べ過ぎ、飲みすぎ、運動不足といえます。
また、太っていなくても、お酒を飲まない人でも生活習慣の乱れにより肝臓に脂肪がついて脂肪肝になることがあります。そのまま放置してしまうと肝炎、肝硬変、動脈硬化やがんに至る様々な病気を招く危険があると近年わかってきました。
食事の摂り方や運動を見直してみましょう。
肥満・脂肪肝を予防、改善するヒント 朝食を抜かない 1日3食リズムよく食べる
朝食を抜くと空腹時間が長くなり血糖値の乱れを招きます。
朝食用として前日に買っておく、作っておくと手間が省けます。
通勤途中で買い、職場に持参し早めの時間に摂りましょう。
朝食習慣のない方は、果物やヨーグルトなど手軽な1品から始めてみましょう。
食事バランスを整えて ゆっくりよく噛んで
野菜は1日5皿分を目安に、魚や大豆製品もバランス良く摂ることが大切です。
食事は早食いは止めて、15分以上かけてみましょう。
よく噛むことで食べ過ぎを防止、食後高血糖が抑えられ太りにくくなります。
朝食をしっかり 夕食軽めに
夕食よりも朝食に比重を多くしたほうが太りにくい食べ方です。
夕食の一部を朝食に回してみるのも良いでしょう。
体内リズムを調整するたんぱく質の一種「ビーマルワン」は、脂肪をため込む働きがあり夜間に増えます。間食や脂質の多いメニューは明るいうちに食べる習慣をつけましょう。
お酒は適量を心がけて肝臓を守る
休肝日を週2日つくり、ノンアルコールビールを利用して肝臓の負担を軽減しましょう。
ビール500ml(1本)が適量の目安です。
適度な運動を習慣にする
足腰の筋肉を衰えさせないことが大事です。
スクワット5~10回、ウォーキングを15~30分程度でも効果があります。