S.F.C 札幌フィットネスセンター 札幌フジクリニック 

S.F.C 札幌フィットネスセンター 札幌フジクリニック

  • S.F.C 札幌フィットネスセンター 札幌フジクリニック
  • アクセスマップ
札幌フジクリニック

お知らせ

プロテイン食品とのつき合い方

2022年09月26日

プロテイン食品とのつき合い方

プロテイン食品といえば、以前はアスリートやボディビルダーのような限られた人たちのためというイメージでしたが、現在は需要が一般の人へも拡大しています。このようなプロテイン食品ブームの背景には筋肉量の向上・維持とたんぱく質摂取の重要性が一般的に理解されるようになってきました。

 

食事からとるたんぱく質とプロテイン食品との違い

プロテイン食品の特長は体内への吸収の速さです。肉や魚といった食材からたんぱく質をとると、一度アミノ酸に分解されてから小腸で吸収されますが、プロテイン食品はその過程が必要ではありません。たんぱく質がアミノ酸の形で配合されているからです。そのため、素早く体内に吸収され、筋肉の材料として使われます。一方、食材からたんぱく質をとるメリットはビタミン、ミネラルなどの微量栄養素も一緒にとれるところです。

 

プロテイン食品は食事を補う方法の一つ

普通に生活して3食を食べれている人であれば必要なたんぱく質はとれています。しかし食事の回数が少なかったり、丼物だけ、めん類だけなどの主食に偏った食事をしていると、たんぱく質が不足しやすくなります。毎日忙しくて食事時間をとれず欠食することが多い人や、食欲が低下して栄養が十分に摂れない時などはプロテイン食品で補うのも一つの方法です。ただその場合もプロテイン食品に頼るのではなく、ゆでたまごやチーズ、ヨーグルト、カニかまなどの調理不要ですぐに食べられるたんぱく質源も利用しましょう。

 

種類は原料の違い 目的に応じた賢い選択を

プロテイン食品を利用する場合に選ぶ基準となるのが、たんぱく質の原料です。牛乳が主成分の「ホエイプロテイン」と「カゼインプロテイン」。大豆が原料の「大豆プロテイン」の3つの種類があります。

ホエイプロテイン食品は吸収の速さがメリットですし、反対にカゼインプロテイン食品は吸収がゆるやかで持続的にたんぱく質を補給できる特徴があります。そして、大豆プロテイン食品は腹持ちがよく、女性ホルモンに構造の似ている大豆イソフラボンを摂取することができます。異なる種類のプロテインがミックスされた商品もあります。それぞれの特徴を知って、自分の生活や目的に合ったものを選ぶようにしましょう。

プロテイン食品は手軽にとれますが、デメリットもあります。たんぱく質も必要以上にとりすぎた分は脂肪となって蓄積されて、肥満の原因になります。また、プロテイン食品に頼ってたんぱく質源となる食品を食べないと微量栄養素がとりにくくなる可能性があります。プロテインのとり過ぎにならないよう、自分の体格と活動量に合ったたんぱく質の量を知っておきましょう。

一日分の目安は、一般の人→体重×0.8(g)、週3~4回30分程度運動する人→体重×0.8~1.1(g)、持久性トレーニングをする人→体重×1.2~1.4(g)が目安量です。

 


お知らせ